サウナは好きだがどれくらいの頻度が適切なのか、入りすぎは良くないのか気になったことはないでしょうか。
サウナが好きな方なら、1番良い方法でちゃんと整いたいと思うことは多いと思います。
・サウナを最大に楽しむための適切な頻度はどれくらいだろう
・最大限整うための適切なサウナの入り方について知りたい
という様に、自分に合った頻度を見つけてしっかりとサウナを楽しみたいと思っているあなたにこちらの記事では下記をお伝えします。
- サウナの適切な頻度
- 効果を最大化するサウナの入り方
サウナの最適な頻度は週2回!
日本サウナ・スパ協会が奨励しているサウナの理想的な利用頻度は
と公表しております。
サウナは入りすぎると、
①肌が乾燥する
②髪が痛む
③疲労感が溜まる
④サウナ依存症になる
⑤出費がかさむ
⑥精子が減る
⑦心臓に負担がかかる
といったような、デメリットがあります。
デメリット①肌が乾燥する
乾燥した高温のサウナ室は肌の大敵であり、ケアをしないと肌が傷ついてしまいます。
一方、サウナは美肌効果があるともされており、サウナで汗をかいたり、血流が促進されたりすることで肌の新陳代謝が促進され、肌の調子が整います。
また、サウナ後は、熱刺激を受けたことでHSP(ヒートショックプロテイン)が出ることで、細胞が修復されます。
簡単に言うとサウナで細胞が傷つき、それを治す過程で細胞が生まれ変わって美肌になるということです。
つまり、正しくサウナを利用すれば美肌効果があるということです。
しかし、サウナの頻度が多いと細胞の修復が間に合わず肌が修復されないまま傷つけ続けることになってしまします。
・サウナ室の中では、濡れタオルでこまめに顔を保湿す
・サウナ後に化粧水や、乳液などでケアをする
・湿度の高いミストサウナ、スチームサウナを利用する
デメリット②髪が痛む
サウナ室の熱で髪はとても傷みます。
髪のほとんどはタンパク質で、タンパク質は熱に弱いのが傷みの原因です。パーマの後に髪がパサパサになるのはそのせいですね。
サウナの頻度が多いと髪を傷め続けることになります。
・サウナ後にシャンプー、トリートメント、ヘアオイルなどでケアする
・サウナハット、もしくはタオルを巻くことで髪の乾燥を防ぐ
デメリット③疲労感が溜まる
サウナには疲労回復効果がありますが、疲れた状態でサウナに行き、何セットもサウナに入る。これでは、疲労回復どころか逆に疲れてしまい本末転倒です。
当たり前ですが、サウナに入っている時間が長いほど、セット数が多いほど、体に負担がかかり疲れていきます。
・正しいサウナの入り方を知る
・我慢しない、気持ちいいと思えるぐらいまでにする
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デメリット④サウナ依存症になる
気持ちがいいからと言って、毎日サウナに行くのは、もはやサウナ依存症です。
実は酒やギャンブルと同じでサウナも脳から快楽/快感物質は出ているため依存症になりやすいです。
依存症になると、サウナのデメリットを全面的に受け続ける状態になります。
デメリット⑤出費がかさむ
当たり前ですが、毎日サウナに通えばその分出費がかさみます。
銭湯サウナであれば500円程で利用できますが、サウナ専用施設になると料金が1,000-1,500円はかかるので、毎日通うと月3万円以上の出費になる可能性もあります。
・サブスクサウナに通う
・銭湯サウナに通う
・割引券、クーポン券を使う
デメリット⑥精子が減る
諸説ありますが、シドニー大学の研究によればサウナは精子に悪影響を与えるという調査結果が出ています。
ドライサウナに20分入った場合の精子への影響を調べたところ、精子数がサウナ後1週間は約2/3ほどに減少したとのこと。
しかし、サウナ後約5週間で正常に戻り、10週間後には正常よりも増加したとのことです。
サウナに入りすぎると精子数が増えないリスクがあります。
デメリット⑦心臓に負担がかかる
サウナは健康に良いと言われていますが、間違った入り方をすれば心臓に負担をかけてしまいます。
特に気をつけていただきたいのが、シングル(水風呂の水温が10℃以下)の水風呂です。
高温のサウナ室から出てすぐにこれだけ極端に冷たい水風呂に入ってしまうと心臓にかなりの負担をかけてしまいますので注意が必要です。
心臓への負担がかかるサウナですが、頻度が多すぎると臓器が疲弊を起こしヒートショックなどで倒れてしまうリスクがあります。
・絶対に我慢(無理)をしない
・サウナ、水風呂の温度は心地よいものを利用する
・サウナに慣れないうちはシングルを利用しない
サウナの効率的な入り方
サウナの効果的な入り方は
- STEP0水分補給
サウナに入る前に、事前準備として水分補給を行いましょう。
脱水症状で意識がもうろうとすることがあり危険ですので、のどが渇いていなくても水分をしっかり補給しましょう。
事前に水分をたっぷり摂ったほうが汗をかきやすくなり、汗はサウナ室内での乾燥から肌を守る役割もあります。 - STEP1頭・体を洗う
サウナに入る前に、頭・体の汚れを落としましょう。
これはサウナのマナーであり、サウナ界の暗黙の了解ともいわれています。
サウナ室はプライベートサウナを除き、様々な利用者が共同で使用する場所です。それぞれ汗を流すため、衛生的な場所とは言えないでしょう。
事前にしっかりと体を洗うことで、利用者全員が気持ちよく利用できるようにしましょう。また、体を洗わないと皮膚の汚れで毛穴が詰まり、汗をかきにくいというデメリットもあります。
よりサウナを楽しむためにも、サウナに入る前に頭・体を洗いましょう。特にドライサウナでは乾燥により髪が傷むことがあるので、トリートメントで乾燥を防ぐようにしましょう。
- STEP2体の水滴を拭く
サウナ室に入る前に体の水滴を拭きましょう。
体表についている水分が一気に高温になることで体の芯が温まる前に体表が熱くなり整えないことがあります。しっかりと汗を流すためにも体を拭きましょう。
- STEP3サウナ室に入る
いよいよサウナ室に入室です。
椅子に腰かけ、じっくりと汗を流しましょう。サウナ室は基本段になっており、上に行くほど温度が高く熱い構造になっています。
無理のない場所に座り、汗を流しましょう。時間の目安として、初心者は8分、慣れてきたら10分~12分を目安に入りましょう。
- STEP4水風呂に入る
サウナ室で十分に汗を流したら、水風呂に入り体を冷やしましょう。
水風呂に入る前にしっかりとかけ湯で汗を流しましょう。水風呂に入りなれていない初心者はかなり抵抗があるかもしれませんが、一度入ればやみつきになるので勇気を出して入りましょう。
慣れていない方は足など心臓から遠い場所から徐々に入っていくのがおススメです。全身水風呂に浸かれば30秒~1分30秒ほど水風呂で体を冷やしましょう。
- STEP5外気浴
サウナ室で芯まで温まった体を水風呂で急激に冷やすと、体の芯は暖かい感覚なのに表面は冷たい不思議な感覚になります。
同時に体がふわふわとした状態になります。その状態になればしっかりとベンチで休憩しましょう。
何とも言えないリラックス感があると思います。
これが「整う」と言われているものです。10分ほど休憩を行い「整う」を堪能しましょう。
- STEP6再びサウナ
STEP3~STEP5を繰り返しましょう。
何度も整っているうちに、体の疲労が抜けていきサウナ後は力が入らない状態になりますが、次の日驚くほど体が軽い状態になります。「整う」を楽しみましょう。
- STEP7頭・体を洗いお風呂から退室
サウナで沢山汗を流した後は、しっかりと頭・体を洗い綺麗な状態で退室しましょう。
サウナの入り方について、さらに知りたい方はこちらをご覧ください。
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まとめ
こちらの記事では目的別の適切なサウナの頻度、毎日サウナのデメリット、入り方についてご説明させていただきました。
サウナは週に何回通うのが健康に良いのかは定かではありませんが、週2,3程度に留めておくのが、前述のデメリットを考慮した上でも、良いでしょう。
サウナについて詳しく知りたい方は下記をお読みください。
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