近年サウナに関する映画、漫画の影響、昨今の健康ブームの影響を受けてサウナについて興味を持つ方が増え、どこのサウナも混雑しているというサウナブームが起きています。
そんなブームを巻き起こしているサウナですが、皆様の中には、
・サウナに何セット入ればいいのか
・サウナの流れや入り方がイマイチ分からない
・サウナ効果を高める方法はないのか
と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではそんな疑問を持っていただいた方に向けてサウナは3〜4セットがベストな理由、サウナの入り方・流れの基本について徹底解説します。
◯サウナの基本的な流れ
◯サウナの基本的な入り方
◯サウナは3〜4セットがベストな理由
◯サウナ効果を最大化するポイント
サウナの基本的な流れ
サウナの基本的な流れは、サウナ→水風呂→外気浴で1セットとなります。
この流れをこなす際には以下の3点に注意してください。
1.サウナ・水風呂では無理をしない。サウナ初心者の方にありがちなのは周りに合わせたりすることで無理をしてしまうことです。サウナで1番大切なのは自分が気持ちいいことなので自分のペースで入るようにしましょう。
2.サウナでは大量の汗をかきますので、水風呂の前は必ず掛け湯等で汗を流してから入るようにしましょう(周りのサウナーや注意書きに従いましょう。)
3.サウナの1セット中の行動はきちんと守りましょう。サウナ→水風呂→外気浴の流れを守ることで、サウナ効果をより高めることができます。(各セット中に入浴したり水を飲んだりせず、セット間に行いましょう。)
以上がサウナの基本的な流れになります。以上の3点を抑え、自分が気持ちいい入り方でサウナに入るように意識しましょう。
サウナの基本的な入り方
次はサウナの基本的な入り方についてです。
まず、サウナに入る前に確認しておくべき事項が5点あります。
①必ず水分を摂ってからサウナに入る
②体調が良くない時はサウナの利用を控える
③空腹状態は避けて利用する
④食後すぐ・飲酒後はサウナの利用は控える
⑤サウナ室にはタオルを1枚持っていく
以上の事項は体の安全、サウナマナーを守るために必須になってきます。以下で解説します。
必ず水分を摂ってからサウナに入る
サウナに入ると合計500~1000mlの水分が失われると言われています。そのため、これに匹敵する量をこまめに摂取するようにしましょう。
体調が良くない時はサウナの利用を控える
サウナは、体を極限状態にするものです。そのため、無理をしたり体調が良くない時は利用を控えましょう。
空腹時を避けて利用する
空腹時にサウナを利用することで脂肪の燃焼効果を高めるとも言われていますが、体の安全を守るということを考えれば空腹時は避けるのがベターです。
食後すぐ・飲酒後はサウナの利用を控える
先ほど空腹時にサウナの利用を控えましょうとお伝えしましたが、食後すぐも利用は控えましょう。食後は消化の為に血液が胃腸等の消化器系へ集中しますが、サウナに入ると分散され、健康上良くありません。食後1〜2時間経過後がサウナに入るベストなタイミングになります。飲酒後は言わずもがなでしょう。
サウナ室にはタオルを1枚持って行く
これは、マナーの問題です。体の水滴を拭いたり、お尻の下に引いたりと色々な用途で使えますのでサウナに入る時はタオルを持ち込むようにしましょう。
また、上述の事項以外にサウナに入る前に行っておきたいことがあります。
それは、サウナに入る前には体・髪を洗って清潔な状態にして全身の水滴もしっかり拭き取ることです。
体を清潔にすることで、毛穴が広がりやすくなり全身の水滴を拭き取ると汗が出やすくなります。そうすることで、体の中の老廃物や毒素を排出しやすくなり、美肌効果など、サウナを利用することで得られる効果を高めることができます。
以上の準備をきちんと整えて、サウナに入るようにしましょう。
サウナは3〜4セットがベストな理由
結論からお伝えすると、3~4セットがベストです。
1セットこなすだけでも十分サウナの効果は得られますが、2セット目に入ると気持ちよさが圧倒的に変わります。
1セット目では冷たくて入っていられないと感じた水風呂も、2セット目には「むしろ気持ちいい」と感じられるはずです。
また、このサウナの醍醐味と言える「外気浴」についてですが、サウナの暑さ、水風呂の冷たさという極限状態から解放された後のリラックス効果は絶大です。
こちらもセット数をこなすことで、より深いリラックス状態に持っていくことができます。
サウナになれていない人も、上述の気持ちよさを感じるために、まずは2セットから試してみることをおすすめします。
そして、慣れてきたら3〜4セットこなすことで、よりサウナ効果を実感することができます。
また、サウナは3〜4セットがベストというのは感覚的な話だけでなく根拠もあります。
10分サウナに入ると深部体温は0.6℃上昇すると言われています。つまり、平均的な体温の方であれば、3セット入ることで38℃を超えることになります。
深部体温が38℃を超えると美肌維持、免疫力の向上等の効果があるヒートショックプロテインが生成されることでサウナ効果が高まります。
そのため、1セットではなくサウナに3〜4セット入り、徐々に深部体温を上げることが必要になってきます。
※サウナに多く入るほどサウナ効果が高まるからと無理してサウナに入るのは体の負担が大きいためお勧めしません。
あくまで自分が気持ちの良い範囲でサウナに入るようにしましょう。
サウナ効果を最大化するポイント
上述の深部体温を徐々に上げ、サウナ効果を高めるためには外気浴中の「保温」がポイントになります。
外気浴で深部体温が下がってしまうと、また最初から体温を上げ直さなければいけなくなります。上がった体温を維持するためには、外気浴、休憩中の「保温」が重要になります。
「バスタオル」や「サウナポンチョ」等を使うことで、保温するようにしましょう。
特に「サウナポンチョ」はデザインも可愛く、体温低下の原因となる水滴を吸収する、風よけ効果があるため保温効果は抜群です。
繰り返しますが、サウナで得られる効果を高めるためには、休憩・外気浴中の保温が重要なポイントになります。
まとめ
この記事では、主にサウナは3〜4セットがベストな理由について解説しました。
サウナに3〜4セット入るべき理由は大きく分けて2つあります。
②サウナの健康効果を最大化するために必要なセット数
サウナの温度って何度が適切なんだろう... サウナの温度って最高でどのくらい高いのだろう... と気になっていませんか? 最高に整える温度が知りたい、温度が高いサウナに行ってみたいなど思っているサウナーも多いと思います。 […]